ニキビ跡の種類
2019/12/5修正して更新
赤みが残るニキビ跡(赤みタイプのニキビ跡)
毛穴が詰まりニキビができると、アクネ菌が繁殖し炎症を起こします。免疫反応により炎症した肌を治そうと患部に毛細血管が増えるので、その部分が赤くなって見えるのです。
肌を清潔に、保湿しながら正常な28日周期のターンオーバーを何度か繰り返すうちに、少しずつ薄れていく赤みもあります。
ニキビ跡の赤みができてしまったら、何よりもターンオーバーの健全化が大事となります。
洗顔石鹸や基礎化粧品に、ピーリング効果のあるものを採り入れ、角質層のターンオーバーをうながし、正しいリズムに生まれ変わろうとする肌の手助けをすることが赤み改善につながります。
赤みタイプのニキビ跡に効果的なコスメは「ピーリング+保湿成分」
ピーリングとは?
ピーリングとは、古い角質を除去しターンオーバーを正常にするための「角質ケア」です。
ピーリングには主に2種類あります・・・・
@ケミカルピーリング⇒酸を患部に塗布し角質を溶かす方法
ケミカルピーリングにも、AHA(アルファヒドロキシ酸)・BHA(ベータヒドロキシ酸)と2種類の成分があります。
AHAはフルーツ酸と呼ばれ、りんご酸・クエン酸・グリコール酸などの天然成分なため刺激が少なく、市販されているピーリング石鹸・ピーリングジェルに配合されています。
BHA(主にサリチル酸)の化粧品に対する配合率は0.2%まで、この濃度では殆どピーリング効果がなく、市販のピーリング剤は殆どAHAが配合されています。
では何故、この濃度までしか許されていないのかと言えば、角質を溶かす作用が強力だからです。バリア機能が一時的に低下したり、敏感肌の人は肌を傷める危険性があるためです。
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Aレーザーピーリングなど⇒薬などは使用せず器具などを使い強制的に角質を除去する方法
美容皮膚科などの施術です。
色素沈着のニキビ跡
ニキビ跡が紫や茶色っぽいシミになるのは、肌で生成されたメラニンが原因です。
メラニンによる色素沈着は、美白成分が含まれる化粧品を上手に使えば目立たなくすることができます。
ニキビ跡の色素沈着のために有効な美白成分には、ビタミンC誘導体・ハイドロキノン・プラセンタ・トラネキサム酸・アラントイン・ルミキシルなどがあります。
美白成分と一緒に使うことでシミを効果的に改善できるものが、ピーリング化粧品です。ターンオーバーを促進すると同時に美白成分の浸透を助ける働きがあります。
色素沈着のニキビ跡に効果的なコスメは「ピーリング+美白成分+保湿成分」
赤みタイプ・色素沈着ニキビ跡の有効成分ランキング
86%の被験者が赤み軽減(1日2回使用)
定期解約⇒いつでもOK
顔全体
成分名 | 使用状況 |
---|---|
ピーリング成分 | AHA(クエン酸) |
美白成分 | ビタミンC誘導体/プラセンタ |
保湿成分 | セラミド/コラーゲン/ヒアルロン酸 |
定期解約⇒4回継続後
顔全体
成分名 | 使用状況 |
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ピーリング成分 | ナノセラミド/グリチルリチン酸ジカリウム |
美白成分 | プラセンタ |
保湿成分 | セラミド/ヒアルロン酸 |
定期解約⇒4回継続後
顔全体
成分名 | 使用状況 |
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ピーリング成分 | AHA(クエン酸)/グリチルリチン酸ジカリウム |
美白成分 | ビタミンC誘導体 |
保湿成分 | コラーゲン |
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定期解約⇒4回継続後
顔全体
成分名 | 使用状況 |
---|---|
ピーリング成分 | グリチルリチン酸ジカリウム |
美白成分 | プラセンタ |
保湿成分 | ヒアルロン酸3種 |
定期解約⇒12回継続後
顔全体
成分名 | 使用状況 |
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ピーリング成分 | AHA(クエン酸)/ |
美白成分 | アラントイン |
保湿成分 | ヒアルロン酸 |
クレータータイプのニキビ跡
重度ニキビの炎症が治まると、デコボコしたニキビ跡が残ることがあります。これは肌の再生に関わる真皮にまでダメージが及んでしまった証。正常な部分と真皮が傷つけられた患部とで、新陳代謝が均一に行えなくなるために起こります。
ニキビ跡がクレーター状の場合、ホームケアで改善できるものは限られます。
皮膚科専門医に相談する事をおすすめしています。
病院でのニキビ跡治療
美容皮膚科・皮膚科が主な診療科となるニキビ治療は、内服薬・外用薬は保険適用で治療可能ですが、レーザー治療などの場合は保険は適用されませんので注意が必要です。
内服薬
抗生剤・抗炎症剤
白・黒ニキビの場合はアクネ菌の繁殖を抑える抗生剤、赤ニキビの場合は抗炎症剤が処方されます。
ビタミン剤・漢方薬
自己治癒力を高めニキビ改善する治療です、他の治療法と並行して実施されます。
低用量ピル
生理前に起るホルモンバランスの乱れを改善し、皮脂分泌量を減少させるために処方されます。
外用薬
抗生剤・抗炎症剤
白・黒ニキビの場合はアクネ菌の繁殖を抑える抗生剤、赤ニキビの場合は抗炎症剤が処方されます。
外用レチノイド
毛穴の詰まりを改善する作用があり、白・黒ニキビの場合に処方されます。
高濃度ビタミンC誘導体ローション
アクネ菌除去作用、肌への色素沈着効果もあるため、ニキビ予防・ニキビ改善・赤み改善と初期ニキビ〜ニキビ痕の治療に処方されます。
ビタミンC誘導体の濃度は、化粧品が1〜2%が一般的ですがクリニック・エステサロンになると5〜6%が多いようです。
また、ビタミンC誘導体の濃度は高ければ効果が高い訳ではなく3〜6%濃度が最も効果的に働くというデータがあります。
美容皮膚科
効果は高いのですが、保険適用が出来ない治療が主です。
ケミカルピーリング
古い角質を除去し、肌のターンオーバーを促す治療法です。
肌のターンオーバーが正常化するため、赤み改善に効果的な治療法です。
レーザー照射
毛穴の深部に熱を発生させ、肌のターンオーバーを促進する治療法です。
色素(赤み・シミなど)の原因物質を排出する効果があるため、クレーターなどの重度ニキビ痕の治療にも効果的な施術です。
光照射
色素(赤み・シミなど)の原因物質を剥がす治療法です。
主に、赤みが取れない時に行われる治療法です。