思春期ニキビ跡消す市販!赤み・色素沈着・クレーター
2020/9/1修正して更新
男女問わず、思春期ニキビができた時、内側のウミを自分で取ろうとニキビを潰す人は多いですが、ニキビ悪化とニキビ跡の原因になるため止めましょう。
特に、ニキビ跡は一度できると、状態によっては改善しない例があり要注意です。
潰してもいい思春期ニキビ
白ニキビ・黒ニキビは、皮膚の炎症がなく皮脂が毛穴に詰まっているだけの状態のため、潰してもいい思春期ニキビ。
但し、専用器具の「面皰圧出器」を使用し、確実にニキビの芯を取り出さないと、ニキビ周辺の正常な皮膚を傷つけてしまうため跡が残ります。
面皰圧出器は市販されてますが、美容皮膚科・皮膚科などの医師のように熟練していないと、確実にニキビの芯を取り出すことは難しいのが現状です。
潰してはダメな思春期ニキビ(思春期ニキビ跡が出来やすいニキビ)
赤ニキビは、美容皮膚科・皮膚科などの医師は面皰圧出器を使って芯を取り出す治療は行いません。
そのため、「赤ニキビ」は絶対に潰しては×です。
炎症が真皮にまで到達している場合、芯を取り出す時に真皮組織まで傷つけ、重度ニキビ跡になってしまうためです。
黄色ニキビも潰しては×なニキビ。
黄色ニキビを手で潰すと、ニキビ跡になってしまうことと、細菌が肌に拡散しニキビが肌全体に拡散しやすくなってしまうためです。
赤ニキビ・黄色ニキビは、芯や膿を直接取り出さず、炎症を抑え皮膚の新陳代謝を高めて治すのが正しい治療法です。
思春期ニキビの原因
10代〜20代にかけて悩む人が多い、思春期ニキビの原因は皮脂の分泌量。
皮脂分泌量は思春期に入ると増加し、20代前半にピークに達し、その後は減少していきます。
結果的に、20代前半までは思春期ニキビができやすい肌環境とされています。
特に、おでこ・鼻などのTゾーンは皮脂腺が多いため、ニキビ・毛穴の詰まり、毛穴に詰まった角栓の表面が酸化し黒いポツポツに見えるイチゴ鼻の発生が多く見られます。
また、20代になるとフェイスラインにもニキビができやすくなり、この原因として肌乾燥が主原因とされています。
男女問わず、10代〜20代前半は皮脂が多くニキビ・イチゴ鼻などの毛穴の悩みが多い
10代〜20代前半の思春期ニキビ化粧品の選び方
ビタミンCは日焼けが原因のシミ・ソバカス対策として認知度が高い成分ですが、皮脂分泌量のバランスを整える作用もあるとされています。
皮脂の過剰分泌を抑制出来れば、ニキビ・毛穴の黒ずみなどに対して有効に働きます。
化粧品配合のビタミンCは、「ビタミンC誘導体」として配合されています。
ビタミンCは肌につけても浸透しにくい性質があり、このデメリットを改良したのがビタミンC誘導体です。
ビタミンC誘導体には種類があリ、化粧水の成分表示で記載されている下記のリンク先のものがビタミンC誘導体になります。
ビタミンC誘導体は、美白と皮脂の過剰分泌抑制の両方に対し、アプローチする有効成分です。
ビタミンC誘導体の原液配合量ランキング
ビタミンc誘導体の種類 | ビタミンc誘導体配合量 |
---|---|
APPS1%+水溶性8% |
9%配合 |
定期解約⇒3回継続後
肌に合わない場合(使用済みOK)
ビタミンc誘導体の種類 | ビタミンc誘導体配合量 |
---|---|
リン酸アスコルビルMg |
6%配合 |
ビタミンc誘導体の種類 | ビタミンc誘導体配合量 |
---|---|
イソステアリルアスコスビルリン2Na |
薬用VC泡フォーマー+VCスターターのセット
ビタミンc誘導体の種類 | ビタミンc誘導体配合量 |
---|---|
イソステアリルアスコスビルリン2Na |
クレータータイプのニキビ跡
重度ニキビの炎症が治まると、デコボコしたニキビ跡が残ることがあります。これは肌の再生に関わる真皮にまでダメージが及んでしまった証。正常な部分と真皮が傷つけられた患部とで、新陳代謝が均一に行えなくなるために起こります。
ニキビ跡がクレーター状の場合、ホームケアで改善できるものは限られます。
皮膚科専門医に相談する事をおすすめしています。
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